6月はアジサイだけでなく、花穂の白い草花や小さな紫の花も選べます。茶花を探すときは、花の色に加えて、下向きに咲くか、茎や枝がどちらへ伸びるかを見ると選びやすくなります。当サイトの茶花の開花期一覧には6月の印が19行ありますが、オカトラノオの重複を除くと18種です。
以下は花姿で分けた入口です。開花には地域差があるため、実物の状態と個別記事の説明を確かめてください。
雨の季節に青・紫の花を探す

青紫の花は色だけで選ばず、花の向きと葉の量を見ると茶席での姿を想像しやすくなります。
装飾花と葉の大きさを比べ、枝の長さを選びたいときに。

星形に開く紫の花で、初夏から盛夏までの時期を調べたいときに。

葉の上に伸びる花茎と、淡い花色を生かしたいときに。

朝に開く青い花の、時間による見え方を確かめたいときに。

下向きの釣鐘形を近くで見せたいときに。

うつむく花と三つに分かれた葉を一緒に見たいときに。

白い花・花穂・半化粧した葉を使う

白い花でも、花穂が立つもの、枝に咲くもの、葉色を見せるものでは印象が変わります。
小花が片側へ曲がる花穂を選びたいときに。

白い花穂の立ち上がりを調べたいときに。花期は場所で変わります。

白い花の香りと、枝を切った後の扱いを確認したいときに。

葉の一部が白くなる様子を、花穂と一緒に見せたいときに。

ジュズサンゴは花期が6〜10月ごろ。6月は白い小花を確かめる候補で、秋の赤い実を見せる使い方とは分けて考えます。実の色づきは株や環境で異なります。

小花が枝先に集まる姿を、枝の線とともに見たいときに。

小さな淡紫の花を並べず、一枝で季節感を足したいときに。花の時期と秋の実の時期は分けて考えます。

晩春から続く花を6月に選ぶ

5月から続く花は、暦だけで決めず、咲き終わりが近いかどうかを確認してください。
弧を描く茎と白緑色の下向きの花を使いたいときに。

細い茎に大きな花を付ける山のユリを調べたいときに。林野庁も6~7月の花として紹介しています。

花形とつるの線を主役にしたいときに。

二本に見える花穂を探す場合に。ただし牧野植物園の開花案内は4月中旬~下旬で、6月の定番とは言い切れません。

初夏まで花が残る地域や品種か確認したいときに。牧野植物園のミヤマヨメナの案内は4月上旬~下旬で、当サイトの6月印とは差があります。

開花期一覧の6月印を保留する花

フジには一覧で6月の印があります。しかし国営昭和記念公園は4月中旬~5月上旬、藤沢市は4月下旬~5月上旬を開花の目安としています。6月の通常の花材としては数えず、一覧の印を見直す候補にします。個別記事は花姿や水揚げを調べるためのリンクです。

前後の月と開花期一覧から探す

6月の初めには5月、終わりには7月の記事も見比べると、地域の花の進み方を追いやすくなります。



開花期は目安です。実物の花期、咲き方、切った後の状態を確かめてから、茶席で使う花を選んでください。


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